金沢市尾張町にある金沢東洋パーキングが施設の安全性確保に向けて耐震改修工事を計画し、今年度の着手を見込んでいることが分かった。市がこのほど更新した耐震診断義務化建築物(要緊急安全確認大規模建築物)の耐震化状況の中で明らかになった。
同パーキングは、武蔵交差点の一角にある商業施設「かなざわはこまち」裏手に位置。6階建ての立体駐車場で、収容台数は200台。昭和60年代には商業施設「ダイエー金沢店」の駐車場としても利用されていた。大阪の不動産関連会社「しま屋」が所有し、現在は「大和ハウスパーキング」が賃貸で運営している。耐震改修ではブレース補強を施す模様だ。
要緊急安全確認大規模建築物の耐震診断の結果については、県や所管の市が公表。所有者が対策を講じたものなども更新している。