日本国際博覧会協会は、2025年大阪・関西万博の「会場整備に係るプロジェクトマネジメント支援業務」の公募型プロポーザルを実施し、山下PMC・阪急コンストラクション・マネジメントJVを最優秀提案事業者に決定した。
今回委託する業務では、設計・施工のプロジェクトマネジメントやプロデューサーとの調整の他、会場整備に伴う各種条件提示の戦略を検討・立案する。業務期間は21年3月15日。
プロポーザルには同社のみが参加していた。万博類似のプロジェクトに関する豊富なマネジメント経験から、要点を踏まえた提案が高評を得た。提案金額は1億3200万円だった。
同協会では現在、会場整備の基本・実施設計に係る与条件を整理するため、会場基本計画策定調査(日建設計総合研究所・日建設計・日建設計シビル共同企業体が担当)と、基本計画策定調査業務(三菱総合研究所が担当)を進めている。今秋をめどに基本計画を策定する予定だ。
提供:建通新聞社