東北地方整備局湯沢河川国道事務所は、年次計画で推進している八幡平山系直轄火山砂防事業に関し、今年度で予定している北桧木内川第2砂防堰堤工(鋼製スリット、H14.5m、L130m)については12月中の公告で準備を進めていく方針だ。また、水沢第2(鋼製スリット、H13m、堤長166m)、第3砂防堰堤工(鋼製スリット、H14.5m、堤長38.5m)についても工事用道路の進捗に合わせ発注時期を検討する。
同事業は、火山地域特有の脆弱な地質の荒廃地(直轄区域509ku)において、降雨による土石流等の被害軽減を目指すもので、重点的に砂防堰堤整備を推進している。
同事務所では、赤倉沢第2砂防堰堤(鋼製スリット、H14.5m、L72.5m)については今年度の完成を目指しており、7月13日の開札で赤倉沢第3砂防堰堤((鋼製スリット)や第4砂防堰堤(鋼製スリット)の予備設計に着手するほか、大和田沢砂防堰堤(鋼製スリット)の予備設計についても近く公告するため準備を進めている。
提供:秋田建設工業新聞社