福井県建築組合連合会の第64回通常総会は27日開かれ、19年度の事業報告・決算および第2次組織拡大を図る20年度の事業計画・予算案など7議案を慎重審議し、すべて原案通りに了承した。
新型コロナウイルス感染に配慮し、福井市日之出5丁目の建築会館を会場とした。会員には事前に質問を受付けるなど、書面了解を得て開催。任期満了に伴う役員改選では、会長には林和夫氏に代わり、角田義幸氏(65)を選任した。
19年度は、県連加盟の全建総連と、JBN・全国工務店協会の共同による全国木造建設事業協会(全木協)が設立。県と「災害時における応急仮設木造住宅の建設に関する協定」を締結し、会員の協力を呼び掛けた。
20年度は、企画委員会において県と締結した応急仮設木造住宅建設の今後の体制づくりや、第2次の組織拡大運動も展開。教宣委員会は、機関紙「建築ふくい」の年6回発行と県連ホームページの拡充。厚生委員会は、健康診断推進や国保補助金要請ハガキ行動。技対委員会は、建築大工技能士の取得にむけた技術支援や、全建総連主催の青年技能競技大会支援、高校生へ技術支援、墨付け・棟梁講座支援。住宅対策部は、国県の支援補助制度対応や、新築・増改築等の設計支援、省エネ住宅対応。県連補助事業は、ブロック事業補助を今年度から50万円を60万円に増額するなど、積極的に事業を進める方針。
新役員の方々 組合名
■会長
(新)角田義幸 池田
■副会長
上木善左ヱ門 川西
竹島正和 勝山
(新)南信博 三国
(新)堀田佳朗 三方
■会計理事
(新)野坂尚吾 福井
(新)中屋幸夫 武生
■理事
(新)恩地修一 麻生津
(新)田口幸生 丸岡
村中甚孝 大野
齋藤修 鯖江中
浅野秀夫 敦賀
(新)五島慶二 福井第一
前田幸雄 金津
(新)田中健雄 永平寺
(新)杉谷光由 小浜
(新)宮崎雄平 小浜
■監事
伊藤捨録 外部(伊藤捨録
経営会計事務所)
林孝男 国見
宮内周三 芦原
(新)佐々木領一 武生
(敬称略)