一般社団法人敦賀建設業協会(畑信夫会長)の20年度総会は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、集会を避け議事の審議を書面で行った。19年度事業報告や決算、20年度予算、事業計画等が、25日までに会員から提出された書類により原案通り承認となった。
承認された議事のうち、20年度事業計画では、社会資本の着実な整備を担う「地域の守り手」としての役割を果たす為に経営基盤の安定や働き方改革と担い手確保、災害支援強化を掲げ「夢ある産業」を目指すとして次の方針を挙げている。▽法令順守▽信頼される施工・品質の確保▽技術者・技能者の確保と技術・技能の継承▽適正な労働環境の維持と改善。
また、議案とともに会員に送られたあいさつの中で畑会長は、コロナウイルスに触れ、建設業は休業要請の対象にはならなかったとしながらも、影響は大きく、別の不安材料や懸念されることも多いとし、解決にむけ理解と協力を呼びかけた。