建設新聞社
2020/05/26
【東北・宮城】宮城県内本社対象に6月5日まで受付/光科学イノベーションCの次世代放射光施設外構
光科学イノベーションセンター(仙台市青葉区荒巻青葉468の1レジリエント社会構築イノベーションセンター507 高田昌樹理事長)は25日付けで「次世代放射光施設建設工事のうち基本建屋外構工事」の条件付き一般競争入札を公告した。総合評価落札方式を採用している。
設計図書の閲覧および質問の受け付けは6月5日まで、入札書の提出は郵送で同25日まで、開札は翌26日に行う。
参加資格は、宮城県内に本社を置き、宮城県の土木一式の格付S等級かつ直近の経審の総合評定値が1200点以上で、過去10年間に元請けで3億円以上の土木一式工事の実績を有することなど。
仙台市の東北大学青葉山新キャンパスに設ける次世代放射光施設は、極めて明るい光で物質の構造を詳細に解析する研究施設。基本建屋はS一部RC造地下1階地上2階建て、延べ約2万5000平方b規模で、日建設計が設計をまとめ、鹿島・橋本店JVで着工したところ。また、造成工事は橋本店、特別高圧受変電設備などエネルギーサービスは東北エネルギーサービスが担当。
今回の工事は、土工事、舗装、雨水排水設備、緑化・造園などの外構工事一式を行うもので、工期は2023年3月31日まで。
なお、総合評価は価格評価点70点、価格以外の評価点30点の配点による合計100点満点で評価。価格以外の評価では30点のうち18点が技術提案で、提案項目は@自然環境・社会環境への配慮A地元企業への配慮B資機材輸送に係る安全対策―の3点。
提供:建設新聞社