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建設新聞社
2020/05/26

【東北・秋田】八千代エンジを特定/能代山本広域組合の新ごみ処理施設アドバイザリー業務

 秋田県の能代山本広域市町村圏組合は、整備を計画している新ごみ処理施設に関し、整備・運営事業に係る事業者選定アドバイザリー業務ついての応募型プロポーザルの手続きを進め、八千代エンジニヤリングを特定した。
 審査では、廃棄物事業特有の課題やPFI方式特有の課題について具体的に示されていること、それに対する対応策が明確であること、建設地の現状を認識した上で、今後よりよい事業推進のために検討すべき事項が具体的に提案されていることなどが評価された。
 新しい可燃ごみ処理施設はストーカ式焼却方式のエネルギー回収型廃棄物処理施設とし、処理能力は80d/日(40d/日×2炉)。不燃ごみ・粗大ごみ処理施設は約5d/日のマテリアルリサイクル推進施設で、低速回転式破砕機と高速回転式破砕機を備える。建設場所は、能代市竹生地内。
 今回の委託では▽事業スキーム、事業者募集・選定方法などの検討▽実施方針の作成および公表に係る支援▽特定事業の選定および公表に係る支援▽事業者募集書類の作成▽事業者募集・評価・選定および公表に係る支援▽事業契約締結に係る支援▽事業者選定委員会の運営支援▽ホームページなど公表資料作成支援▽法務的業務の支援▽その他の支援▽打合せ・協議―を行う。
 履行期限は2022年3月25日まで。ことし10月ごろには実施方針案や要求水準書案を公表し、21年2月ごろには入札公告、9月の落札者決定を目指す。設計・建設期間は25年度末までで、26年4月ごろの供用を予定している。

 提供:建設新聞社