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北陸工業新聞社
2020/05/26

【富山】氷見市/工事費は補正予算を検討/不燃物C、2カ年で設備改良/中部設計に発注仕様委託 

 氷見市は、不燃物処理センター整備事業として基幹的設備改良工事に新規着手する。発注仕様書の作成を中部設計に委託した。委託期間は9月15日まで。
 市では、発注仕様が固まった段階で工事費を算定し、補正予算で措置したい考え。工事は、機器部品の手配から製作、現場施工までに時間を要することから21年度までの2カ年を見込む。
 床鍋地内にある不燃物処理センターは1982年に開設。破砕選別施設、埋立処分場、埋立処分場から浸出する汚水処理施設で構成させる。今回は35年以上が経過し設備の老朽化が著しい破砕選別施設について基幹的設備を更新し、修繕費用の低減を図る一方、省エネルギー化によるCO2排出量の削減を狙う。19年度には長寿命化総合計画(中部設計に委託)を作成している。
 工事の対象は受け入れコンベア、破砕機、主要機器の動力モーター。財源として国の循環型社会形成推進交付金を活用する。

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