高知県土木部は、宿毛市が小深浦地区に造成している高台に幡多土木事務所宿毛事務所を移転する。2020年度末の造成完了後、21年度に市から用地を購入し、基本設計を委託する。同年度下期に実施設計に移行し、22年度下半期の工事発注を目指す。
規模については今後検討するが、現施設(鉄筋コンクリート造3階建て延べ1577平方b)と同程度を見込んでいる。土木事務所の他に、宿毛市小筑紫町にある宿毛漁業指導所も入居する。
宿毛市宿毛5342ノ7にある現施設は、南海トラフ地震発生時に浸水する恐れがある。そのため、災害発生時の活動拠点となるよう宿毛市が新庁舎建設のため造成を進めている高台に移転することにした。同じ場所に県警も宿毛警察署を移転する。
提供:建通新聞社