学校法人中部大学(春日井市松本町1200)は、名古屋市中区にある「三浦記念会館」について、建て替えを視野に解体する。近日中に着工し、2021年3月中旬までに完了する予定だ。施工は清水建設名古屋支店(名古屋市中区)が担当する。
既存建物の規模は、9階建て延べ9949平方b。同施設は建築後50年以上が経過しており、経年劣化が進んでいることに加え耐震性が不足しているため、取り壊すことを決めた。同施設は、3月まで大学院の夜間講義や公開講座で使用していた。大学院の夜間講義は現在、近隣の施設を賃借して行っている。
所在地は名古屋市中区千代田5ノ14ノ22。同所はJR中央本線の鶴舞線の直近の好立地となる。
活用方法について同大学は「本学の教育施設として活用する」とし、売却の可能性を否定。解体後のスケジュールは現段階では未定としており、具体的な施設内容や建物規模も含めて、今後検討していくもようだ。
提供:建通新聞社