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建通新聞社(岡山)
2020/05/20

【岡山】総社市 庁舎建設基本計画案をまとめる

 総社市は、現庁舎を使用しながら敷地内に建て替える庁舎建設基本計画案をまとめた。設計・施工分離発注方式(従来方式)で事業費約88・3億円を投入、2024年度の新庁舎完成を目指す。
 規模は約1万4000平方b。災害応急対策活動に必要な施設として、地震の揺れを抑制でき、地震発生時の業務の持続性が高い免震構造を採用。災害対策などを目的に発電機や太陽光発電設備、耐震性貯水槽、緊急排水槽、マンホールトイレなどの設置を検討する。
 場所は総社市中央1ノ1ノ1。敷地面積は約1万3800平方b(西側の借地部約2180平方b含む)で駐車場スペースを利用して建設する。概算事業費の内訳は、建設工事約72・5億円(新庁舎約71・3億円、付属棟約1・2億円)、外構工事約2・8億円、解体工事約3・6億円、備品など約4・8億円、移転約0・3億円、設計監理約4・3億円。
 今後は、26日まで募集しているパブリックコメントを踏まえ、成案として早期にまとめる。20年度に基本設計、21年度に実施設計、22年度から建設工事に着手し、合併特例債適用期限である24年度の新庁舎完成を見込む。25年度に旧庁舎解体、26年度に駐車場などを整備する予定。
 庁舎建設基本計画および基本設計は、大建設計・倉森建築設計事務所JVが担当。

「提供:建通新聞社」