全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　一般社団法人日本塗装工業会福井県支部（岡本保男支部長）の２０年度通常総会は、議決権行使書による書面決議で行われ、任期満了に伴う役員改選で岡本支部長４期目ほか、全役員を再任し、事業計画・収支予算案などを原案通り了承した。
　新型コロナウイルス感染拡大防止の観点で、会合は中止している。
　１９年度は、第６０回本部定期総会（創立７０周年記念大会）と第４６回全国大会に参加。建築塗装技能研究会、フクイ建設技術フェア出展、インスペクター研修会、県立幾久公園倉庫で社会奉仕活動などに取り組んだ。
　２０年度は、事業計画によると、塗装専門工事業者が元請として責任施工体制の構築へ、品質や安全など、管理能力を高め、自助努力する。また労働者の高齢化や若年層の人材確保など、行政およびゼネコンに、労働者の働き方改革推進を要望する。福祉の向上や、地位の向上も目指す方針。
　福井支部としては、設立の７０周年に向け、今期も飛躍を図る。北陸ブロックでは２３年度に全国建築塗装技能競技大会。また２６年度に全国大会が計画され、支部としても準備に協力していく。外国人研修生の期限が５年間に延長され、労働者確保の一環で、任意団体の日本塗装工業会福井県支部とも連携強化する。安全面では、安全を優先し、安全パトロールを行い、労働災害の防止に努める。安全大会で、安全意識の高揚を図る。品質面は、登録建設塗装基幹技能者、技能士の育成に努め、顧客が求める管理技術の充実を図り、品質確保に努める。建専連と行政との連携は、建専連のこだま運動を通じ法令遵守に努め、行政に対し信頼関係を構築。社会保険加入・促進も図る。社会共生面は、社会奉仕活動を通じ業界のイメージアップを図る。環境汚染防止と産業廃棄物の低減、省エネや省資源など地球環境保全に取り組む方針。

役員の方々（敬称略）
■支部長
岡本保男　岡本ペンキ店
■副支部長
小林俊明　　　　山崎塗装店
野村達生（会計）　野村塗装店
■幹事
江守稔　　　江守塗装
小玉紘平　　センレイ
高橋良介　　タカハシ塗装工業
根守憲　　　根守美装
佐藤賢造　　美装工業
谷上博　　　美工社
永田恵三　　永田塗工
羽生素直　　羽生塗装
赤池健太郎　赤池興業
衣川幸一　　衣川塗工
竹嶋康男　　タケシマ
■監事
山内慎也　ヤマウチ
辻井晴亘　辻井塗装