京都府京都土木事務所は、京都市左京区の鞍馬川の神山砂防堰堤について、堤体の補強工事に新規着手する。
神山砂防堰堤(京都市左京区静市市原町)は、昭和26年度に竣工した流砂調整堰堤。堤高は10・0m、延長は47・0m。
竣工から約70年が経過し、豪雨等により堰体が破損しているため、砂防事業の総合流域防災事業(緊急改築事業)として、令和2年度から堰堤の補強工事に着手する。
全体事業費は8000万円で、令和2年度は3000万円を投じ、堰堤補強工を行う。
また神山砂防堰堤では、近年増加するゲリラ豪雨等により、下流域への倒木流出が想定されることから、砂防事業の緊急自然災害防止対策(砂防)事業に新規着手する。令和2年度の単年度で流木捕捉工を実施する。事業費は2500万円。