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　一般社団法人新潟市建設業協会はこのほど、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い２０年度定時総会を書面により開いた。任期満了に伴う役員改選で福田勝之会長（福田組代表取締役会長）が７期目の再任を果たした。副会長には藤田直也氏（新潟藤田組取締役社長）と小田等氏（丸運建設代表取締役社長）がそれぞれ選出された。
　福田会長は新型コロナウイルスの感染拡大により、あらゆる経済活動を低迷させ、人々の日常生活に大きな支障を生じさせているとし、「会員各社における感染拡大防止への取り組みと、雇用の確保・事業継続に向けた努力をお願いするとともに、行政に対しては必要な働きかけを行う」との考えを示した。その上で「会員一同、さらに団結を強め、さらなる業界の発展に努めたい」などと会長就任のあいさつを述べた。
　議事では２０年度事業計画案などを書面により審議し承認した。２０年度事業計画には▽公共事業の安定的・持続的な事業量確保の要望▽公共工事品確法の改正運用指針の徹底等に関する要望▽働き方改革としての長時間労働の是正や週休２日に向けた取り組みの推奨▽新潟市担当部署との積極的な情報交換の実施▽災害時応援協定に基づく協力体制の構築▽地域社会への貢献及びボランティア活動の推進▽新型コロナウイルス感染拡大防止と影響払拭への取り組み―を盛り込む。