富山市は19日、米田地内「富山市つばき園施設整備に係る基本設計等業務委託」を開札し、1725万円で中部設計に落札した。
内容は、1990年に竣工した浄化槽汚泥専用処理施設「つばき園」(延床面積2049平方メートル)の再整備に係る測量・地質調査、基本設計各一式。予定価格は1817万8000円。履行期間は12月15日まで。
同施設は、公共下水道が入っていない農業集落汚水処理場などの浄化槽汚泥を処理している。処理能力は90キロリットル/日で、処理方式が固液分離方式。竣工から30年経過し老朽化が進んでいることから、施設更新を視野に昨年度に基本構想を策定。この基本構想を踏まえ、現在地において新たに整備することで、できる限りダウンサイジングを図り、コンパクトな施設でシンプルな処理方式(焼却処理ではなく下水道放流)とする方針。23年度末の完成を目指す。