浜松市は、一般会計に53億2600万円を追加する2020年度5月補正予算案を公表した。安心・安全なまちづくりとしてインフラ施設整備に17億4920万円を計上した他、学校情報技術環境整備事業として小中学校のネットワーク環境構築に2億9577万円などを盛り込んだ。
建設関連では、橋梁や舗装を長寿命化するための点検・修繕に12億7001万円を計上。この他、スマートインターチェンジ関連整備に8000万円、三遠南信自動車道関連整備に1億3000万円を盛り込んだ。
道路整備の内訳は、維持修繕事業として原田橋関連整備(左岸道路改良)や橋梁・舗装など長寿命化を行う他、北区内の市道大原2号線=写真=と細江11号線他1線、有玉南初生線バイパス、三遠南信自動車道現道改良区間の国道152号(池島―大原)の整備を計画。道路照明灯LED化更新では、国道152号(東区内)と主要地方道浜松環状線(北区内)などで工事を予定している。
21年度に更新となる指定管理者導入施設については、公募の際の上限額を設定するため舘山寺総合公園や南、東、南陽図書館など21施設で計23億4438万円の債務負担行為を設定。期間は施設ごとに異なるが大半は21〜25年度の5カ年となっている。
また、市道細江11号線外1線仮橋・仮設道路整備工事費として限度額3500万円(期間20〜23年度)の債務負担行為を設定する他、県道舘山寺弁天島線浜名湖大橋橋梁修繕工事費として設定した債務負担行為(期間20〜21年度)の限度額を変更し2000万円減額する。
提供:建通新聞社
(2020/5/20)
建通新聞社 静岡支社