一般社団法人・滋賀県建設業協会(桑原勝良会長)は18日、大津市におの浜の滋賀県建設会館において「2020年度(令和2年度)通常総会」を開催。担い手確保・育成事業の実施や会員企業の技術力強化などから成る今年度事業計画を承認。任期満了に伴う役員改選では桑原会長を再選した。
この日の総会は、会場となった滋賀県建設会館大ホールの各窓と扉を開放、換気に留意したうえで、少人数・短時間で審議し、新型コロナウイルス感染症に配慮した形で進行。
桑原会長は挨拶の中で「新型コロナウイルスの影響により、建設業界においては官民とも発注に急ブレーキがかかっている」と現状を危惧。そのうえで「この危機を一致団結して乗り越え、建設業の活性化につなげ、我々の責務である『県民の安全・安心を守る』を実現してまいりましょう」と語った。
議事では、先の理事会で承認された今年度事業計画が報告され、▽災害対策事業▽労働災害防止事業の取組み▽雇用改善事業の取組み▽県建設産業魅力アップ事業への参画▽社会貢献事業への取り組み▽公共事業関係予算の確保への取り組み―などを実施していくことを確認した。
この日、決定した新役員は次の方々。
▽相談役=伊藤武彦、杉橋和彦
▽常任相談役=辻野宜昭、本庄浩二
▽会長=桑原勝良
▽副会長=奥田克実、湯本聡、谷節雄、内田美千男
▽理事=中村智、松浦博、美濃邉清和、猪飼英男、森川勝正、吉野勲、山本善浩、山元正史、奥宗利、加藤清和、土田真也、志井安男、山口太二朗、橋本健一、伊藤浩、山形定三、山田浩之、橋彰一、八田庄平、大山光善、桑原隆夫
▽専務理事=坂雄三
▽監事=八田万蔵、杉橋真和、前川幸雄
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また、建設業協会の総会後には建設業労働災害防止協会滋賀県支部(桑原勝良支部長)の「2020年度(令和2年度)通常総会」も開かれ、国が策定した「第13次労働災害防止計画」を踏まえた教育事業の推進、建設業労働安全衛生マネジメントシステム(コスモス)の展開―などを実施していくことを確認。任期満了に伴う役員改選では桑原支部長を再選した。
提供:滋賀産業新聞