秋田市道路建設課は、都市計画道路泉外旭川線の築造で、今年度はトンネル前後の道路築造工事に向けた道路詳細設計業務を委託する方針で、今月または来月の公告を目指す。先の2月補正予算では7,000万円を予算化している。全体の事業期間は7年度までで、市が発注する道路築造工事には4年度、または5年度以降に着工する。
泉外旭川線は、都市計画道路(全体計画L1,800m)としてJR奥羽本線で分断されている泉地区と外旭川地区を結ぶもので、先行区間(L600m)として鉄道軌道アンダー部のトンネルとトンネル前後の道路を整備するもの。円滑な交通の確保や良好な市街地の形成等を図る。
JRアンダー部のトンネル(JR施工)は延長45.4mのRC構造で、HEP&JES(ヘップ&ジェス)工法で施工される。同部分については「奥羽本線秋田・土崎間302km630m付近こ道橋新設工事の施行に関する協定」(泉菅野一丁目地内ほか)として、市と東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)秋田支社が協定を締結(協定金額:58億7,994万円)している。
事業期間は7年度まで。JRアンダー部も今年度から7年度までかかる見通しで、市が施工するアプローチ部は4年度、または5年度以降に着工する。
提供:
秋田建設工業新聞社