国土交通省岡山国道事務所は、継続整備している国道180号岡山環状南道路事業で、大福高架橋下部その7と藤田地区第5改良をそれぞれ6月末までに発注したい意向。
2020年度は、19年度末に発注した東畦8〜10工区などを施工するとともに地盤改良ができた箇所の構造物工を行い、21年度は擁壁工へと進めたい考え。
大福高架橋下部その7はJR線路脇の往復高架橋の下部工および側径間の床版工で橋脚2基、側道橋の橋脚1基、函渠3基など。工期は8カ月。工事場所は岡山市南区大福。藤田地区第5改良は延長800b、地盤の深層改良N約700本、中層改良約4000平方b−など。工期は7カ月。工事場所は同市南区藤田。
また、業務では支障移転のため予定していたボックスカルバートを橋梁に変更するため、単径間橋梁3橋の詳細設計を外注する。
岡山市南区藤田〜古新田を結ぶ岡山環状南道路(延長2・9`)は岡山市街の外側を1周する岡山環状道路(延長約40`)の一部となる路線。19年3月末の用地進捗率は約99%、事業進捗率は約79%となっている。
「提供:建通新聞社」