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北陸工業新聞社
2020/05/18

【新潟】橋梁下部工などに10億円/国道17号浦佐バイパス事業/北陸整備局 

 北陸地方整備局は20年度、国道17号浦佐バイパス事業で、(仮称)新浦佐大橋下部工、大浦地区改良工、調査設計、公共補償に着手する方針だ。当初予算には10億5000万円を計上した。
 計画によると、除雪障害の解消、魚野川の洪水時の路面冠水および春先に発生する濃霧区間を回避するとともに、魚沼地域における医療高度化に向け15年6月に開院した第三次救急医療機関である魚沼基幹病院へのアクセス向上を目的とした延長6・6キロのバイパス事業。施工区間は南魚沼市市野江甲から魚沼市虫野間となっている。
 国道17号は、東京と新潟を結ぶ重要な幹線道路であり、物流の大動脈として産業・経済の発展に寄与。地域間の交流促進および沿線市町村との連携強化、地域の生活を支える道路としても重要な役割を担う。主な整備効果としては、冬期間における円滑な交通確保が期待され、安全性・信頼性が向上するほか、魚沼基幹病院などへのアクセス性が向上し、安全安心な搬送が可能となる。

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