高槻市は、市の玄関口にふさわしい駅周辺整備を計画的に進めており、2020年度からJR高槻駅北駅前広場の整備に着手する。駅周辺施設をバリアフリー化するため、20年度は北駅前広場の実施設計を行う。
北駅前広場の面積は6000平方b。広場全体のバリアフリー化をはじめ、駅舎の既存エレベーターの撤去・改修、中央階段へのエスカレーター設置を検討する。また、駅前広場にトイレを設置する考えだ。
現在「JR高槻駅北駅前広場実施設計業務」を公告中で、20年度の設計の成果を受けて、21〜22年度に施工する。工期は20カ月間程度を想定し、22年度中の供用を目指す。施工場所は芥川町1丁目。
また駅前広場のバリアフリー化について、紺屋町側のJR高槻駅の南駅前広場は16年度に完了している。
阪急高槻市駅の北駅前広場も17年度に完了。阪急高槻市駅には南駅前広場がないことから、今回の整備で市の総合計画などで基幹事業として位置付けていた駅前広場の整備事業は完了する。
提供:建通新聞社