羽咋市は20日、「市営住宅整備基本計画策定業務委託」を開札する。新たな市営住宅の建設候補地を選定し、今後の事業スケジュールなどを取りまとめる。
新規市営住宅の建設候補地には4カ所程度を選定する。各候補地ごとに土地利用計画や住棟配置計画、基本計画図、日影図などを複数作成し、比較検討する。子育て世帯らの入居を視野に入れており、将来の人口推移を踏まえた計画戸数を設定する。
さらに、既存のはまなす団地(RC造4階建て1棟、24戸)、松ヶ丘住宅(W造平屋建て8棟、計8戸)、御坊山定住促進住宅(RC造4階建て2棟、計80戸)、島出定住促進住宅(RC造5階建て2棟、計60戸)について、公営住宅等長寿命化計画(19年3月策定)を踏まえた具体的な改善事業の内容もまとめる。
民間事業者の意向などを踏まえ、新規建設や既存住宅の維持管理に向けた事業手法も選定する。
基本計画は、第6次市総合計画や立地適正化計画などとの整合性を図りながら策定する。履行期間は12月25日まで。