建通新聞社四国
2020/05/12
【愛媛】愛媛県 新たな補助制度「地域の守り手力強化事業」を創設
愛媛県は、建設業や測量・設計などの土木・建築サービス業を営む県内中小企業者向けに「地域の守り手力強化事業」として、ICTなどを活用した施工現場の生産性向上や人材確保への取り組みに必要な経費を補助する制度を創設し、申請の受け付けを開始した。
補助対象はICT施工推進への取り組みとして、ドローンや自動追尾型トータルステーション、マシンガイダンス・マシンコントロールシステム、電子小黒板の導入に関わる経費の2分の1以内で、上限額は200万円。
人材確保(求人活動)への取り組みとして、求人情報掲載の費用、会社説明会などへの出展料、学校訪問などの旅費など新たな活動を対象とし、給与や休暇の増加など技術関係職員(技術者・技能労働者など)の処遇向上を条件に経費の2分の1以内で、上限額は50万円。
6月5日まで申請を受け付ける。提出後、外部専門家を含めた審査会で書類審査し、対象事業者を決定する。採択件数は20件程度。提出書類などは県ホームページからダウンロード可。
問い合わせ先は土木管理課契約・建設業グループ 電話089(912)2643。