関川村は20年度、道の駅関川(桂の関)のリニューアルに向けた実施設計などに着手する。
当初予算には実施設計委託料1000万円や工事費9000万円を計上。設計者は6月にも指名競争入札で選定する方針で、順調にいけば10月ごろに成果品を作成したい考え。工事については、11月ごろの発注が見込まれる。なお、全体の完了は現段階で未定で、設計の段階で固めていく。
リニューアル計画によると、▽人と車の導線の改善による利便性の向上▽誰でも楽しめる、特に子どもたちがまた来たくなる空間づくり▽健康増進エリアの充実−の視点で計画を推進する。改修内容は健康ゾーンの充実を図るため、村民の健康づくりを応援する健康増進施設を新設するほか、村民の憩いの場としてカフェを開設。ちぐら館・あいさい市は、建物内部を見直し、売り場面積を増やす。また、コンテナショップの新設、トイレ棟の新設、大型遊具の新設、自由広場の開設、小動物と触れ合えるコーナーも設ける。
そのほか、大型バスがスムーズに進行できる道幅に道路を改修するとともに、駐車場拡幅、乗り入れ拡幅、大型駐車場の新設、道の駅全体像がわかるようにサイン計画を見直す。
リニューアル計画策定はエヌシーイー(新潟市中央区美咲町)が担当した。