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建設経済新聞社
2020/05/08

【京都】建設業許可業者数(令和2年3月末) 京都府は1万1360業者

 国土交通省が1日公表した令和2年3月末現在の建設業許可業者数調査結果(建設業許可業者の現況)によると、京都府の許可業者数は1万1360業者となり、対前年度比0・9%増だった。
 京都府の許可業者数は、[大臣](一般)150業者(特定)128業者(純計)214業者、[知事](一般)1万0564業者[特定]1004業者(純計)1万1146業者で合計(純計)1万1360業者。
 建設業許可業者数が最も多かった平成12年3月末時点の1万6088業者と比べ29・6%減。
 京都府の許可業者数(各年3月末現在)の推移は、(ピーク時の平成12年…1万6088業者)▽平成16年…1万4925業者▽平成17年…1万5093業者▽平成18年…1万4489業者▽平成19年…1万4041業者▽平成20年…1万3475業者▽平成21年…1万3473業者▽平成22年…1万3486業者▽平成23年…1万2897業者▽平成24年…1万2323業者▽平成25年…1万1665業者▽平成26年…1万1606業者▽平成27年…1万1616業者▽平成28年…1万1345業者▽平成29年…1万1238業者▽平成30年…1万1148業者▽平成31年…1万1258業者▽令和2年…1万1360業者。
 なお全国の状況によると、令和2年3月末現在の建設業許可業者数は47万2473業者で、前年度比4162業者(0・9%)の増加となり、2年連続の増加。平成27年3月末時点以来、5年振りに47万台となった。建設業許可業者数が最も多かった平成12年3月末時点と比較すると、マイナス12万8507業者(マイナス21・4%)の減少。
 都道府県別許可業者数は、東京都(4万3444業者。全体の9・2%)、大阪府(3万8822業者。同8・2%)、神奈川県(2万8053業者。同5・9%)で昨年度と同様に多く、鳥取県(2095業者。同0・4%)、島根県(2754業者。同0・6%)、高知県(2964業者。同0・6%)で少ない。
 一般建設業許可を取得している業者は44万9015業者で、前年同月比3711業者(0・8%)の増加となり、一般建設業許可業者数が最も多かった平成12年3月末時点と比較するとマイナス12万8694業者(マイナス22・3%)の減少。
 特定建設業許可を取得している業者は4万6451業者で、前年同月比709業者(1・5%)の増加となり、特定建設業許可業者数が最も多かった平成17年3月末時点と比較するとマイナス4725業者(マイナス9・2%)の減少。
 業種別では、許可を取得している業者が多い上位3業種は、「とび・土工工事業」17万1511業者(許可業者の36・3%)、「建築工事業」15万0676業者(同31・9%)、「土木工事業」13万0854業者(同27・7%)。許可を取得している業者が少ない上位3業種は、「清掃施設工事業」432業者(同0・1%)、「さく井工事業」2377業者(同0・5%)、「電気通信工事業」1万5007業者(同3・2%)。
 前年度に比べて取得業者数が増加した許可業種は25業種。増加数の上位3業種は解体工事業1万2656業者(29・3%)、とび・土工工事業2820業者(1・7%)、内装仕上工事業2250業者(2・9%)。
 一方、減少した許可業種は4業種。減少数の上位3業種は建築工事業マイナス512業者(マイナス0・3%)、造園工事業マイナス142業者(マイナス0・6%)、さく井工事業マイナス22業者(マイナス0・9%)。
 複数業種の許可を受けている事業者の割合は52・6%で前年度比0・5ポイント増加。
 資本金別にみると、「資本金の額が300万円以上500万円未満の法人」が22・4%と最多。以下、「資本金の額が1000万円以上2000万円未満の法人(21・8%)」、「資本金の額が500万円以上1000万円未満の法人(17・8%)」と続く。
 個人及び資本金の額が3億円未満の法人の数は46万9906業者となっており、建設業許可業者数全体の99・5%を占めている。
 建設業以外の営業を行っているいわゆる兼業業者の割合は28・3%で、前年同月比で0・1ポイント増加。建設業許可業者数が最も多かった平成12年3月末時点の兼業業者の割合は21・3%で、比較すると、7・0ポイント増加。