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　岐阜県厚生農業協同組合連合会（ＪＡ岐阜厚生連、岐阜市宇佐南４ノ13ノ１）は、大野町内に建設する「西濃厚生病院（仮称）」の施工者選定について、ＥＣＩ方式を採用して行う実施設計協力事業者として公募型プロポーザル方式で選ぶ。参加申込期限は５月15日。書類審査やプレゼンテーションなどを経て９月中旬に施工者を決める。
　参加形態は２者による特定ＪＶ。要件はＪＡ岐阜厚生連の建設工事入札参加資格者名簿に登載され、経営事項審査結果の建築一式工事の総合評定値が代表構成員が１５００点以上。構成員は９５０点以上で県内に本社がある企業が条件となる。この他、施工実績や配置技術者要件などがある。
　ＪＡ岐阜厚生連は、西濃医療圏に揖斐厚生病院と西美濃厚生病院を持つが、老朽化などのため現状での運営を継続していくことが難しく、両病院の機能を集約させ新病院を建設することとなった。既設の両病院は再編後も地域で必要とされる医療機能を残す。
　新病院は、大野町下磯の敷地面積７万７８６４平方�bに鉄骨造、ＣＦＴ造７階建て（塔屋２階）延べ４万３０６８平方�bの規模で建設する。
　工期は、実施設計が10月〜２０２１年９月まで、建設工事が21年10月〜23年６月までを予定している。

提供：建通新聞社