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滋賀産業新聞
2020/05/01

【滋賀】県建築課 2020年度の営繕工事概要

 滋賀県土木交通部建築課は30日、今年度に同課が県庁内各課からの委託を受けて実施する営繕工事の概要をまとめ発表した。
 内容によると、工事は継続事業が11件(知事部局10件、教育委員会部局1件)、新規事業が74件(知事部局40件、教育委員会部局34件)。委託業務は継続事業が2件(知事部局2件、教育委員会部局0件)、新規事業が32件(知事部局15件、教育委員会部局17件)。これらに係る金額は、工事が68億4276万円(継続事業29億6277万円、新規事業38億7998万円)、委託が1億3633万円(継続事業1496万円、新規事業1億2136万円)。
 そのなかで注目される工事は、希望ヶ丘スポーツ会館リニューアル改修工事を第1四半期に簡易型一般競争入札(総合評価)方式で発注。6月からの着工を予定しており、21年度までの2ヵ年で施工、老朽化対策、バリアフリー対策、外構工事等を行う。工事費は約5億1000万円を見込んでおり、そのほか電気設備、機械設備は事後審査型一般競争入札で発注する。また、県立高等学校養護学校開設に伴う北大津高校改修工事についても、第1四半期に簡易型一般競争入札(総合評価)方式で発注、21年度までの2ヵ年で施工し、工期は15ヵ月間を予定。信楽窯業技術試験場新築工事・電気設備・機械設備は、簡易型一般競争入札(総合評価)方式で第2四半期に発注する。
 委託業務では、注目されている今堀(東近江)県営住宅住戸改修その他設計は第1四半期に事後審査型一般競争入札方式で発注し、7ヵ月間での完了を目指す。そのほかに、(仮称)金亀公園第3種陸上競技場管理棟新築設計を第1四半期に事後審査型一般競争入札方式で発注。虎姫高校セミナーハウス新築設計についても第1四半期に事後審査型一般競争入札方式で発注を行う。

提供:滋賀産業新聞