三重交通グループホールディングスと三交不動産(ともに津市)は、名古屋市中村区にオフィスビル「第2名古屋三交ビル(仮称)」を新築する。8月にも既存施設の解体に着手する予定だ。施工者について同社は「現時点では未定で、今後選定を進める」としている。総事業費は約95億円。
新ビルの規模は、鉄骨造地下1階地上14階建て延べ約2万1000平方bを想定。地下1階は駐車場で、1階が商業フロア、2〜14階はオフィス賃貸フロアとしている。公開空地を設けることで容積率の制限などを緩和する「総合設計制度」を採用する予定だ。オフィスフロアは、さまざまなオフィス需要に対応するため、ワンフロア全体で約300坪でゆとりあるスペースを確保するとしている。
建設地は名古屋市中村区名駅3ノ1905。敷地面積は2743平方b。同所には現在、賃貸施設や立体駐車場が残存している。
開業は2024年春を予定している。
提供:建通新聞社