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北陸工業新聞社
2020/04/28

【新潟】6.7km事業化、調査など着手/国道8号親不知道路整備で/北陸整備局 

 北陸地方整備局は、20年度直轄事業として国道8号親不知道路事業に新規着手する。20年度事業費に5000万円が盛り込まれており、測量、地質調査、道路設計を推進する構え。
 親不知道路は、糸魚川市外波から同市市振に至る延長約6・7キロの道路で、一般国道8号新潟・富山県境付近における事前通行規制区間(連続雨量140ミリ、180ミリ)を解消するとともに、国際海上コンテナ車のボトルネック区間の解消を図る。事前通行規制の解消により規制区間に挟まれた集落等の孤立の危険性を解消するほか、安全・安心な道路環境を確保することで幹線道路の信頼性を向上。上空・曲線障害の解消により、物流効率化など地域経済活動を支援するなどの整備効果が期待される。
 同局が公表した20年度発注見通し(4月現在)によると「8号親不知道路(その1)(外波地区)用地調査等業務」と「8号親不知道路用地調査等業務(その2)(外波地区境から親不知IC)用地調査等業務」が登載。第2四半期に簡易公募型競争で発注予定。

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