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建通新聞社(中部)
2020/04/28

【三重】三重労働局まとめ 3月の労災発生状況

 厚生労働省三重労働局は、3月の三重県内の労働災害発生状況をまとめた。死亡者数は全産業で2人で、このうち建設業が1人だった。
 建設業の死亡事故は、四日市署で1人発生した。業種は、その他の建設業で、型別が墜落・転落、起因別は仮設物建築物構築物等。発生状況は、水管橋歩廊上で、資材を一輪車で運搬作業中に、前方の作業者を追い越すために手すりを乗り越えて、水管橋の横桁を移動しようとし、バランスを崩して、約13b下に墜落した事故。建設業としては2020年累計(1月から換算)で2人となり、前年同月累計に比べて1人増となった。
 休業4日以上の死傷者数は産業全体で166人となり、このうち建設業は20人で、構成率は12・0%を占めた。業種別で見ると、土木工事が2人、木造家屋建築工事が2人、前記以外の建築工事が8人、その他建設業が8人。型別の発生状況は、墜落・転落が10人、転倒が3人、飛来・落下、崩壊・倒壊が各2人など。起因物別の発生状況は、仮設物建築物構築物等が10人、建設用機械、動力クレーン等、材料が各2人など。署別では、四日市署が7人、松阪署が2人、津署が6人、伊勢署が2人、伊賀署が2人、熊野署が1人だった。

提供:建通新聞社