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　医薬品製造販売の広貫堂（本社・富山市梅沢町２丁目、塩井保彦代表取締役）は、富山市池多の呉羽工場敷地内で、「広貫堂イノベーションセンター（仮称）新築工事」を計画している。
　既に指名通知を終え、県内のゼネコン数社に対し、見積もりの提出を依頼しており、５月中にも施工業者を決め、６月の取締役会で正式決定する方針。順調に行けば６月中の着工、２１年３月の完成を予定している。
　イノベーションセンターは、同社の各部門が入る複合施設として計画。呉羽南部企業団地内（同市池多１６０２―１）にある呉羽工場の食堂と事務部門を移設するほか、県内３工場（本社工場、滑川工場、呉羽工場）の研究開発部門も集約する。施設規模は、Ｓ造２階建て延べ約３６４０平方メートルとなる。
　設計・監理は、福見建築設計事務所（富山市千歳町）が担当。