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　エイチ・アイ・エスのグループ会社でホテル事業を営むＨ．Ｉ．Ｓホテルホールディングス（東京都新宿区西新宿６ノ８ノ１）は、名古屋市中区にホテル「名古屋市中区錦一丁ホテル計画（仮称）」新築を計画している。着工は８月上旬を予定しているが、昨今の新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえると、時期がずれ込むことも想定される。施工者は未定としている。
　ホテルの規模は鉄筋コンクリート造14階建て延べ３７８６平方�b。同社はホテルのブランドを明らかにしていないものの、これまでの同社の開発状況をみると「変なホテル」となることが有力視されそうだ。客室数については、都市部にある同ブランドが２人以上で１室を利用できる客室を多めにとっていることから、１００室程度となることが見込まれる。
　「変なホテル」は、フロントの受付業務をはじめとする館内の業務をロボットが担っているホテルブランド。２０１５年に長崎県で第１号棟をオープンさせたことを皮切りに、レジャー層をターゲットとして各地で事業展開してきた。全国では全16店舗を展開。東海地方では「変なホテルラグーナテンボス」（蒲郡市）を運営している。
　設計は三輪設計（名古屋市中区）が担当。
　建設地は名古屋市中区錦１ノ１００６ノ１他。敷地面積は４３７平方�bで、建築面積は３２１平方�b。駐車場は５台分を設ける想定。
　同地では現在、田中建設工業（東京都港区）が残存している建物の解体を進めている。
　ホテルの完成時期は22年８月下旬を予定している。

提供：建通新聞社