岐阜県都市建築部は、家畜防疫対策の病性鑑定施設となる飛騨家畜保健衛生所新築工事を、設備分離で7月にも発注する。発注規模は建築が約8億円で、電気設備が約1億円、機械設備が約2億円となっている。
同施設は、病理解剖や遺伝子検査などを行うとともに、焼却までを完結できる施設となる。飛騨総合庁舎分館(高山市上岡本町7ノ468)の隣接地に建設する。
新築する施設の規模は、本館棟が鉄筋コンクリート造3階建て延べ約1600平方b。付属棟が鉄筋コンクリート造平屋約250平方b。車両消毒棟が鉄骨造平屋約30平方bとなる。
本館棟には事務所の他、一般検査室や高度検査室、会議室などが配置される。付属棟は焼却炉と解剖室となり、車両消毒棟はゲート式となる。
基本・実施設計は金華建築事務所(岐阜市)が担当した。
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建通新聞社