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日刊建設タイムズ社
2020/04/21

【千葉】市原高技専は第2四半期/県施設改修課/発注予定73件を公表/農業大学校大改修など

 県県土整備部施設改修課は、2020年度発注予定工事73件を公表した。第2四半期に市原高等技術専門校管理棟大規模改修工事、幕張メッセ施設整備工事、県立房総のむら風土記の丘資料館大規模改修工事を、建築・電気設備・機械設備の3件分離で発注。農業大学校本館大規模改修工事については、第3四半期に建築、第4四半期に電気設備と機械設備工事を発注する。そのほか、印旛合同庁舎建築改修工事(計画保全)、東葛飾合同庁舎計画保全工事と機械設備工事などを予定している。
 市原高等技術専門校管理棟は、建物規模がRC造3階建て延べ1782u。実施設計は千町村建築研究所(千葉市中央区新宿1―2―3)が担当。事業費として、当初予算に工事費8533万円を計上するとともに、限度額4億100万円の債務負担行為を設定した。工期に11か月を見込む。
 同校の整備ではこのほか、総合実習棟を建て替え、新総合実習棟を新設整備する。本年度に実施設計を行い、21年度の着工を予定。実施設計は潮建築設計事務所(千葉市中央区神明町206―3)が担当している。
 県立房総のむら風土記の丘資料館の大規模改修は「県有建物長寿命化計画」に基づき実施。躯体を除き全面改修する。工期に16か月を見込む。建物規模はRC造一部S造地下1階地上2階建て延べ3119u。実施設計は千都建築設計事務所(千葉市美浜区真砂3―1―2)が担当。事業費については、当初予算に限度額7億1600万円の債務負担行為を設定している。
 農業大学校本館の大規模改修も「県有建物長寿命化計画」に基づき実施。建築工事が第3四半期、電気と機械の設備工事が第4四半期の発注。建物規模はRC造4階建て延べ5305u。工期に20か月を見込む。事業費は当初予算に限度額15億8100万円の債務負担行為を設定している。
 印旛合同庁舎建築改修工事(計画保全)は、入札が昨年度不調となったため、本年度に事を実施。第1四半期に建築と電気設備、第2四半期に機械設備を発注する。工事概要は建築が外壁改修、防水改修、鋼製建具改修等、機械設備が空調設備の改修。建物規模はRC造4階建て延べ1万920・65u。
 また東葛飾合同庁舎は、計画保全と機械設備工事を第2四半期に発注。計画保全では庁舎窓、屋上防水などを実施。建物規模はRC造6階建て延べ5195・20u。実施設計は日本建築研究所(流山市鰭ヶ崎1321―1)が担当。工期は計画保全12か月、機械設備8か月を予定。
 一方、幕張メッセの施設整備は、建築で大屋根軒天・ゴンドラレールの改修や中央キャノピー改修、1〜8ホールの建具改修、ロールスクリーン新設など、機械設備では量水器更新、量水器指示計更新、空調機オーバーホールなど、電気設備では誘導灯LED化などを実施する。k_times_comをフォローしましょう
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