松阪市は、新最終処分場の整備に向けて、基本計画と基本設計を早ければ5月中旬に一般競争入札で公告する。新施設は焼却灰リサイクル式を採用したオープン型最終処分場で、45年間受け入れが可能な施設とする。埋め立て容量は8万1000立方b。運営については公設公営で行う。
業務は、現最終処分場(上川町985)の埋め立て容量が2026年度に限界を迎えるため、南側隣接地に新設する最終処分場の設計を行う。建設候補地の敷地面積は約12f。
スケジュールでは、20年度は基本計画の策定と基本設計を行い、環境アセスメント調査、ボーリング調査を併行して進める。21年度以降に用地取得と実施設計を行い、24年度から工事に着手する予定だ。
建設候補地の測量と立木調査はナガサクコンサルタント(松阪市)が担当した。基本設計の基となる地形図データなどの作成については和合コンサルタント(松阪市)が担当した。
同市は、20年度当初予算に新最終処分場整備事業費として1億3293万円を計上している。
提供:
建通新聞