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日刊建設タイムズ社
2020/04/20

【千葉】設計等支援業務でプロポ/君津市衛生センター/30日まで応募受け付け

 君津市市民環境部環境衛生課は16日、「君津市衛生センター整備工事に係る設計・施工モニタリング支援業務」の公募型プロポーザルの実施要領を公表した。同業務は、設計・施工一括方式(DB方式)で実施する「君津市衛生センター整備工事」が適切かつ確実に実施されるよう、専門的な技術により設計審査及び施工監理業務を行う。応募期間は4月30日まで。参加を希望する場合は、参加意向表明書等の必要書類を同日までに提出する。質問については4月20日から22日の期間に受け付け、24日に回答する。その後、5月7日にヒアリングを実施し、受託候補者を選定。審査結果を同14日に通知・公表する。
 履行期間は2023年3月31日までの予定。予算上限額は5500万円(消費税込み)。年度別の支払限度額は20年度247万2000円、21年度4702万8000円、22年度550万円。
 参加資格要件は▽君津市入札参加資格者名簿に登載されている▽建設コンサルタント登録規定による建設コンサルタントの「廃棄物部門」の登録を有する▽10年度以降に汚泥再生処理センター(し尿処理施設を含む)建設工事(基幹改良を含む)に係る施工監理業務の受託実績を有している――など。
 業務内容は、新施設建設に係る設計審査及び施工監理ならびに既設解体撤去に係る施工監理業務で、管理形態は非常勤による重点管理方式とする。
 業務の対象範囲は、土木建築工事、機械配管工事、電気計装工事、付帯工事、既設解体撤去工事及びその他工事一式。
 具体的な業務内容は設計審査業務と施工監理業務。設計審査業務では、実施設計図書、施工承諾申請図書の審査や各種申請図書類、出来高関係書類、竣工関係書類等の確認・審査、完成・引き渡し図書の確認などを実施。施工監理業務は、工程管理、段階検査、工場検査・検収、出来高検査・検収、試運転管理・性能試験確認、竣工検査などを行う。
 衛生センター整備工事は、現在の衛生センターを改築し、新たに汚泥再生処理センターを建設する。工事はDB方式で発注し、3月19日付で「三井E&S環境エンジニアリング」と35億6400万円(消費税込み)で契約した。工期は23年3月31日まで。工事場所は戸崎2650―1地先(現施設敷地内)。計画処理量は日量60立方メートル(し尿5立方メートル/日、浄化槽汚泥54立方メートル、農業集落排水施設汚泥等1立方メートル)。処理方式は、生物学的脱窒素処理方式に高度処理を加えたものとする。22年4月の施設稼働を目指す。k_times_comをフォローしましょう
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