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建通新聞社
2020/04/17

【大阪】岸和田市庁舎基本計画公表 6月発注目指す

 岸和田市は2028年度に供用開始を目指す新庁舎整備事業について、基本計画を公表した。4月中に選定委員会を実施し、6月中に基本・実施設計、施工一体型のデザインビルドで実施する事業者をプロポーザルで選定する方針だ。
 計画規模は、本庁舎が地下1階地上3階建て延べ約1万0900平方b(執務機能面積約7900平方b、駐車場・駐輪場面積約3000平方b)で、敷地面積が約3000平方b。駐車場は来庁舎用を80台、来庁舎・職員用駐輪場は396台を地下に設ける。分庁舎が敷地約2000平方bに地上4階建て延べ7500平方b。
 庁舎に加え、敷地約800平方bに4階建て延べ約3200平方bの立体駐車場を設ける。台数は約70台。
 全施設の構造は免震構造を前提とし、基本設計内で決定する。既存の別館および第二別館は継続利用する。
 設備計画としては、環境配慮型官庁施設を目指す方針。主な環境負荷低減内容として、高寿命照明の利用、可能な限りのエコマテリアルの採用、建築物の自然エネルギー活用や断熱性能の向上を図る。
 今後、全体の工事に先駆けて立体駐車場の建設による駐車機能確保を行う。デザインビルドで設計・施工を行う事業者を第4四半期中にも決定する見通しだ。
 パシフィックコンサルタンツ(大阪市北区)が基本計画の策定を担当した。

提供:建通新聞社