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建通新聞社(静岡)
2020/04/17

【静岡】静岡県磐田市 市役所本庁舎改修を継続

 磐田市は、市役所本庁舎(国府台3ノ1)長寿命化対策を2020年度も継続する。受変電設備の更新工事を上半期に発注し、1階・地階の改修実施設計を第1四半期、給排水設備の更新に向けた実施設計を第4四半期にそれぞれ委託する予定だ。20年度当初予算に更新工事費9250万円と実施設計費1132万円を計上した。
 受変電設備は、200`??1基と150`??1基、100`??1基、75`??1基の計4基を更新する予定。1972年の庁舎開設時から使用しており、老朽化したため更新する。設計はセイワ設計(浜松市中区)が担当した。
 1階・地階の改修は、両階にあるトイレの拡張や地階の受変電設備撤去に伴うレイアウト変更を行う。1階の床面積は2534平方b。このうち、改修対象面積は691平方b。地階の床面積は859平方bで、改修対象面積は302平方b。基本設計は創亜設計(磐田市)が担当した。工事は21年度以降に発注する。
 給排水設備は、本庁舎全体の老朽化した給排水管を更新する。緊急性の高い箇所もあり、工事は早ければ21年度に実施する。
 本庁舎の長寿命化対策は、他にも空調関連設備や自家発電設備の更新などを計画している。優先順位を検討しながら21年度以降に工事を実施する見通しだ。
 本庁舎の規模は、鉄筋コンクリート造6階建て延べ7826平方b。99年に行った耐震診断の結果耐震性能は最高ランクだったが、今後の老朽化を見越して16年度からの10カ年で庁舎内各設備の予防的改修を進めている。19年度は6階議場と南側駐車場の改修を行った。



提供:建通新聞社
(2020/4/17)

建通新聞社 静岡支社