岐阜県総務部は、議会棟を含む現庁舎の解体に向けた予備設計を指名競争入札で決定するため、早ければ5月に指名通知する。
現在進めている新庁舎の完成後に現庁舎を解体するための予備的な調査となる。鉄骨鉄筋コンクリートの容積など解体する全体のボリューム感を把握するため調査する他、新庁舎の建築進捗を踏まえた解体設計の委託時期や工事の発注方法、工事スケジュールなどの計画も立案する。設計納期は約6カ月間となる。
現庁舎(岐阜市薮田南2ノ1ノ1)の規模は、鉄骨鉄筋コンクリート造で本館棟が12階建て延べ4万3529平方b。議会棟東棟が3階建て延べ5609平方b。議会棟西棟が3階建て延べ3429平方bとなっている。
新庁舎は、現庁舎の東隣接地の駐車場だった7637平方bの敷地に鉄骨造免震構造(一部耐震)の地上21階、塔屋2階建て延べ6万8303平方bとなる。議会棟は現在建設中の行政棟の東側に建設する。規模は鉄骨造耐震構造で6階建て延べ床面積1万3937平方bとなる。
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建通新聞社