宇治市は、雨水排水区域を約211f拡大するのにあわせ、貯留施設を追加。浸水被害を軽減させる取組を一層推進する。
槇島排水区を新たに雨水排水区域に追加した(+137f)。巨椋池排水区は70f増(216f→286f)、井川排水区は6f増(190f→196f)とした。
貯留施設は、西大久保小学校調整池2、神明小学校調整池、半白貯留管、吹前貯留管の4ヵ所を追加した。
西大久保小学校では平成27年度に貯留容量2100m3の調整池を戌ア土木(宇治市)で整備した。
これに加えて、貯留容量3300m3の調整池を計画しており、令和2年度に基本設計に着手する。簡易公募型指名競争入札で4〜6月に入札する予定。
その後は、令和3年度に詳細設計を行い、令和3年度・4年度に整備を予定する。
神明小学校では貯留容量3100m3の調整池を計画しており、令和5年度・6年度に整備する予定。
半白貯留管はφ3000、L400m、貯留容量2800m3で計画。令和4・5年度に整備する予定。
吹前貯留管はφ3000、L455m、貯留容量3200m3で計画。令和5・6年度に整備する予定。
同市は現在、令和元年度・2年度整備として、目川貯留管(φ3000、L243・1m、貯留容量1700m3)の整備工事を村本−玉井特定建設工事JVで進めている。
令和2年度は、目川貯留管の電気・機械整備工事を簡易公募型指名競争入札で4〜6月に入札する予定。
また令和2・3年度整備として、堀池貯留管(φ2400、L550m、貯留容量2400m3)の整備工事を予定しており、一般競争入札で4〜6月に入札する予定。設計はニュージェック京都事務所(京都市中京区)。