白川町の庁舎移転新築で分散型となる可能性が浮上した。その検討も含めた移転新築先を決定するための調査を、上半期内に委託する予定だ。
現庁舎は、耐震性に問題がある上に老朽化が進んでいる。さらに土砂災害特別警戒区域に建設されている。このため町は、庁舎の移転新築を検討した結果、白川中学校(河岐1830)の敷地を最有力候補地とした経緯がある。
また、並行して検討が進められていた義務教育学校美濃白川学園(仮称)設立構想でも同校が設置場所となった。このため他の建設候補地を模索するとともに、庁舎を分散型として一部を学校と併設する形で建設することも検討する。
現庁舎は1957年に鉄筋コンクリート造2階建てで建設された。その後増改築され、現在は本館が鉄筋コンクリート一部鉄骨造3階建て延べ1570平方b、分館が鉄骨造4階建て延べ719平方bとなっている。所在地は河岐715。
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建通新聞社