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新建新聞社
2020/04/16

【長野】大町市 2020〜22年度の3カ年実施計画

借馬団地や定住促進住宅など、道路維持には3カ年で6億
  大町市は、2020〜22年度を計画期間とする3カ年実施計画をまとめた。期間内の事業費は、総額174億4909万円とした。年度別の内訳は、20年度59億6500万円、21年度61億3747万円、22年度53億4661万円。
  建築関係は、公営住宅ストック改善事業が注目。3カ年で1億5994万円を投じ、借馬団地の改修工事を実施する。計画期間内では1期工事で34戸、2期工事で37戸を改修する予定。美麻地区の定住促進住宅は8850万円を投じ、20年度に設計等を進め、21年度の着工を目指す。
  そのほか、役場庁舎の空調設備改修は、2カ年で9500万円を用意し、21・22年度で工事を進める。学校施設環境改善事業は、各年4800〜4600万円を見込み、トイレの洋式化等を実施する。
  土木関係は、道路維持管理事業は各年2億円、交通安全施設整備事業は各年1億2000万円を用意する。温泉供給・配湯管更新事業は3カ年で1億9000万円、配水池築造事業は3カ年で3億円−など。
  北アルプス広域連合が進める「ごみ処理広域化推進事業」には、3カ年で3億1481万円の負担金を試算した。同連合では、20年度にリサイクルセンターの建設、21年度に白馬山麓清掃センターの解体、22年度にリサイクルプラザの建設−といった大型事業が続く見通し。

提供:新建新聞社