トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北海道建設新聞社
2020/04/16

【北海道】網走市が庁舎建て替えの基本・実施設計にプロポ採用を検討


 網走市は年内の発注を見込む庁舎建て替えの基本・実施設計に関し、プロポーザル方式の採用を検討している。13日の新庁舎建設基本構想策定検討委員会で示した。今後、プロポの採用を含め委員の意見を踏まえた上で8月末をめどに基本構想をまとめる。9月の定例議会で、建設地を定める条例の制定と基本・実施設計費を補正する見通し。2022年度の着工、24年度の供用開始を目指している。
 市は、老朽化した市役所本庁舎と西庁舎の建て替えを計画し、市民で構成する検討委員会で建設地や必要な機能について議論を深めてきた。建設地は、旧金市舘ビル跡地と南側の市有地を合わせた約3950uとすることで合意。現庁舎と同等規模の延べ7000uを確保した場合、総工費は49億円を試算している。
 この日の検討委員会で、庁舎整備推進室の担当者は設計業務の受託者の選定について「プロポーザル方式を前提に広く希望者を募る」と説明した。
 また、新庁舎の基本理念を「市民に自然にやさしいスマート庁舎」とすることで合意した。