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北陸工業新聞社
2020/04/14

【石川】最長ゆずりレーンが供用/のと里山海道4車線化上棚延伸完成式開く/県、期成同盟会 

 石川県土木部が進める「のと里山海道柳田IC〜上棚矢駄IC間4車線化事業」のうち、上棚ゆずりレーン延伸区間の4車線化工事が完了し、12日に上棚除雪ステーション(志賀町上棚地内)で完成式が執り行われた。
 式典は県と、のと里山海道整備促進期成同盟会の主催で開き、関係者約40人が出席した。谷本正憲知事は「(4車線化)効果を早期に発現するため、上棚地内のゆずりレーンの南側への延伸を優先的に進め、施工にはICT建機の導入による作業の効率化も図ったことで、当初夏ごろに予定していた供用時期を約3カ月前倒した」とし、「のと里山海道では最長となる3・4キロメートルのゆずりレーンが誕生。能登と金沢の時間距離が短縮され、双方へのアクセスが一層向上する」と語った。来賓の稲村建男県議会議長が祝辞を贈り、同盟会会長の不嶋豊和七尾市長が謝辞を述べた。完成を祝い、関係者による鏡開きも行われた。
 4車線化事業(羽咋市柳田町〜志賀町上棚間、全体延長9・6キロメートル)は2015(平成27)年度に着手。今回完成した上棚ゆずりレーン延伸区間(羽咋市上中山町〜志賀町上棚間)は1・9キロメートルで、既設部(1・5キロメートル)を含めた延長は3・4キロメートル。同日午前6時から4車線供用が始まった。

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