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秋田建設工業新聞社
2020/04/14

【秋田】成瀬ダム放流設備は7月以降発注/付替林道やトンネル舗装も

 東北地方整備局成瀬ダム工事事務所成瀬ダム建設事業で、今年度は新規に放流設備工へ着手するほか、本体工や取水設備工、付替道路工などの継続実施を予定しており、放流設備工(ダム用水門設備製作据付:主ゲート1門、副ゲート1門、導水管1条、操作制御設備、付帯設備、工期約39カ月)については7月以降の発注(本局発注)で準備を進めていく方針だ。
 また、5月以降に付替林道等改良工(工事用道路工、法面工、工期約6カ月)や地山対策地質調査、ダム管理設備設計、7月以降に付替国道2号トンネル舗装(コンクリート舗装工、排水構造物工、工期約8カ月)やダム管理用制御処理設備等設計、10月以降に場内整備工(工事用道路舗修、除雪工、工期約5カ月)、年明け1月以降にダム施設整備工(工事用道路舗修工、舗装工、工期約7カ月)などの発注を予定している。
 同ダムは、堤高114.5m、堤頂長755m、堤体積4,850,000㎥、湛水面積2.26ku、総貯水容量78,500,000㎥の台形CGSダム。総事業費は約1,530億円で令和6年度の全体完成を目指す。本体については、堤体打設(第1期)を鹿島・前田・竹中土木特定建設工事JV、原石山採取(第1期)を大成・佐藤・岩田地崎特定建設工事JVで、いずれも4年12月9日の工期で推進中。

提供:秋田建設工業新聞社