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建設経済新聞社
2020/04/08

【京都】京都の国立3大学の令和2年度計画 施設整備費は合計120億6300万円

 国立大学法人京都大学、国立大学法人京都教育大学、国立大学法人京都工芸繊維大学の令和2年度計画がこのほど明らかになった。
 京都大学は、令和2年度の施設・設備に関する計画において、総額85億8400万円を投じる予定(平成31年度は総額143億9700万円)。財源は施設整備費補助金23億7300万円、(独)大学改革支援・学位授与機構施設費交付金9700万円、長期借入金60億1000万円、大学資金1億0400万円。
 主な内容は、▽(医病)中央診療棟等改修その他▽(桂)総合研究棟V(物理系)等施設整備事業(PFI)▽(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業(PFI)▽(吉田)総合研究棟改修(ウイルス再生研)▽(吉田)総合研究棟改修(臨床系)▽(吉田)ライフライン再生(特高受変電設備)▽(医病)ライフライン再生(自家発電設備)▽(医病)基幹・環境整備(浸水対策)▽(吉田)がん免疫総合研究センター▽(吉田)ライフライン再生U(特高受変電設備)▽(瀬戸)実験研究棟改修(生物科学系)▽小規模改修▽大学病院設備整備[高度急性期診療支援システム]。
 令和2年度予算の施設整備費は109億6300万円(平成31年度は151億9200万円)。
      ◇      
 京都教育大学は、令和2年度の施設・設備に関する計画において、総額8億7900万円を投じる予定(平成31年度は総額6億4400万円)。財源は施設整備費補助金8億6100万円、(独)大学改革支援・学位授与機構施設費交付金1800万円。
 主な内容は、▽(越後屋敷)ライフライン再生(給排水設備)▽(小山(附中))校舎改修▽(小山他)ライフライン再生(電気設備)▽(筒井伊賀)ライフライン再生(給排水設備)▽(越後屋敷(附高))校舎改修▽(筒井伊賀(附小))校舎改修のほか、小規模改修。
 令和2年度予算の施設整備費は8億7900万円(平成31年度は6億4400万円)。
      ◇      
 京都工芸繊維大学の令和2年度の施設・設備に関する計画によると、ライフライン再生(給排水設備)に1億9900万円(財源は施設整備費補助金)、小規模改修(防水改修等)に2100万円(財源は大学改革支援・学位授与機構施設費交付金)を投じる予定。
 令和2年度予算の施設整備費は2億2100万円(平成31年度は15億5400万円)。
 3大学の令和2年度予算の施設整備費の合計は120億6300万円。