大曲仙北広域市町村圏組合は、大曲仙北広域中央し尿処理センターの建て替えを計画しており、まもなく基本計画策定とPFI導入可能性調査を1件で公告する方針だ。また、今年度は地質調査や環境アセスメントも予定しており、それぞれ9月までに公告する見通し。
計画は、現在の大曲仙北広域中央し尿処理センター(大仙市花館字大戸下川原3の24)を建て替えるもの。現在の中央し尿処理センターは昭和60年に稼働を開始した建築面積約3,800uの施設で、1日処理能力は182kℓ。
新施設は下水道への接続を想定しており、建物規模は現在の施設よりも縮小される見通し。総事業費は約44億円(解体含)としており、建設地は現在、検討中。
現時点でのスケジュールによると、令和3年度は事業者選定支援業務を委託し、4年度の途中までかけて設計などを推進、同年度の後半から着工し、7年度の供用開始を目指すとしている。
提供:秋田建設工業新聞社