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西日本建設新聞社
2020/04/08

【熊本】自転車歩行車道が完成 高森線4車線化モデル区間

 益城町の熊本高森線4車線化事業で、先行して整備を進めるモデル区間の自転車歩行車道が完成した。同事業で初めて竣工を迎え、3月27日から通行可能となった。
 4車化は、熊本市東区桜木4丁目から益城町寺迫までの約3790b(うち木山区画整理事業625b)区間が対象。現幅約10bを27bに拡幅する。総事業費は約135億円を見込み、事業期間は25年度まで。
 昨年1月にモデル区間として、広崎約190bと安永約80bの2地区約270bに着手。完成した幅員は5・5bで、自転車道と歩行車道の間には植樹帯(グリーンベルト)が整備され、路面は透水性舗装で施工した。なお車道部は排水性舗装を予定する。
 県によると、これまでに1142b(6地区)を着工済みで、今後も完成した自転車歩行車道については順次開通していく考えだ。車道部の開通時期は未定。予算関係では、2020年度当初(骨格)に40億3900万円、19年度2月補正予算に8億6100万円の事業費を計上している。

提供:西日本建設新聞社
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