津市は、2018年度から試行している週休2日モデル工事について、4月1日から新たに受注者希望型を導入する。
これまで発注者指定型のみ年間数件程度を試行してきたが、20年度は受注者希望型を導入して、土曜日、日曜日を現場の休工日にした際の、工期設定の検証や取り組みの成果、課題などを把握する。
受注者希望型も発注者指定型と同様に市が案件を指定するが、契約締結後に受注者が週休2日を実施するかどうかを判断できる。週休2日を採用する場合は、工事費を補正する。もし、達成しない場合でも原則、ペナルティーはない。
週休2日は、夏季休暇や年末年始休暇などを対象外としている。対象期間中に週休2日を達成できた場合は、労務費に1・05、機械経費に1・04、共通仮設費率に1・04、現場管理経費率に1・05の係数を乗じた額を変更契約で補正する。
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建通新聞