富山県企業局は3日、「県営発電所大規模改良(リプレース)事業に係るアドバイザリー業務委託」の公募型プロポーザルで日本総合研究所を特定した。
庄東第一発電所、大長谷第二発電所、仁歩発電所のリプレース事業をDB(設計・施工一括発注)方式で実施するにあたり、入札公告などに必要な各種資料の作成・公表、事業者選定の支援など総合的アドバイザリー業務を行うもの。業務期間は21年9月30日まで。
若土発電所は、実施設計と工事を分割。若土を含む4発電所のリプレース事業として当初予算に債務負担行為244億6000万円を設定した。若土は20年度に実施設計を推進。庄東第一は7月にDB入札を公告し、3月に落札者を決定。大長谷第二、仁歩では、11月にDB入札を公告、21年7月に落札者を決定する。運転開始は若土が24年度、庄東第一が25年度、大長谷第二、仁歩が28年度を予定している。